shes鉄道旅行

旅行記が多めですが、他にも日常的な事も書いて行けたらなと思っています。よろしくお願いします!

【信越旅行part5】大月駅野宿!?中央線での悲劇

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こんにちは。shesです!

今年は年賀状自作してみよっかなと思い立った昨日⇐遅い、

何とか印刷を終え、大慌てで書いているところです(笑)

業者依頼も時期的に終わってしまい、コンビニプリントしたわけなのですが

1枚80円もした…

 

実際自分の周りでも、新年のあいさつはLINEが殆どなわけですが(地味に個人個人に送るのはめんどくさい、、

でも年賀状貰った時って嬉しいじゃないですか!?

今年はどのくらい来るのかな...!

あの人からはどうだろうなと、どこか期待してしまっている自分がいます...

思ってもいなかった人から来た時はもっと嬉しいですよね!

ちなみに配達に出していると遅れるので、直接ポストに届けに行きますw

 

だから僕は、年賀状を書き続ける。(いつ届くのやら)

*追記 12/31 21:46 ようやく清書完了。出しに行くぞ!笑

片思いでも、諦めない!

 

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 こんな感じで、今年ものんびり年末やってますが.......

今回はそんな余裕が突如焦りに代わる様子を書いていきます!

 

ってわけでまずは現実世界?  に戻って頂きましょう。 

ここは2019年の3月、一年に一度JRが生まれ変わる日です。

 

18時ごろに普通列車で長野を後にしてから1時間ちょい、松本まではすぐでした...

ちなみに各停だけで東京に変える場合の最終です

途中に姨捨という夜景がすごくきれいな駅があるんですが、当時は知らなかったので残念でした...

 

写真を貰ったので載せます!

 

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考え事するのに良さそう!笑

 

塩尻とかも過ぎて...

岡谷駅です

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昼と夜は繋がっているんだなあ

 

夜の駅も雰囲気出ていて好きです。

ただ、貨物列車とかを見ると帰ってこれるのか不安になります(まさかのフラグ回収)

 

甲府で乗り換え、全く何事もなく大月駅に入ったところで異変が起きたんです...

隣りに特急が止まっていたんです。しかも、同じ東京方面。

まさか、特急が普通の待ち合わせなんてするはずがありません

ここで路上の異変を感知したため一時運転を見合わせている、との情報が入りました

 

この時はせいぜい10分も待てば、点検し終わるだろうと思っていたんです(´;ω;`)

でもいつまでたっても変化なし...

Twitterを見てみても詳しい情報は書いていなかったので諦めかけていたら

衝撃の情報が...!

 


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振替路線ないんですが、w

 

え!?

全く知らなかったんだが...

事故発生当時は甲府を出てすぐくらいで、車内には何の連絡も入らなかったんですよ

何もないかのように普通に走ってたぞ...笑

ってか架線が切断」されたって流石にやばくないか...

とふと、前例はあるのか?と調べてみるものの...

 

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あ、終わったわ。6時間ってどんだけだよ...

その場で野宿を覚悟した瞬間でした。

この記事のタイトル通り、ホントニサイハツシチャッタヨ...

 

ちなみに、この時のホームはこんな感じでした

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もう眠い...(切実)

 

特急、普通列車合わせて400人くらい乗っていました

新宿ではお茶とおにぎりを配っているなんてツイートを見かけましたが、大月にそんなものが届くわけがありません(笑) 

そうと分かればコンビニに直行するか...

 

それにしても、初めての大月下車には戸惑いました。

一応ここ、山梨県2位の市なんですよ?

駅前に辛うじてコンビニはあるけれど、その他ホテルもレストランもカラオケも、何一つありません

(あったとしてもやってなかった)

 

ロータリーだけやたらとライトアップされてて、きれいでした(笑)

 

ここで親に焦りながらの電話を入れたことをよく覚えています...w

 


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*写真はイメージです(実際にはデイリーヤマザキ

 

いやあもう、唯一のコンビニだからものすごい混んでましたよ

もうすでに12時は回っていたのに思わぬ繁盛で大学生のバイトっぽい人が駆り出されててかわいそうだった(笑)

配給のトラックも来てましたし。

一夜でどんくらい儲かったんでしょうねw

 

何とかおにぎりと一本満足を確保して車内へ、

すると駅では、特急券を持っていなくてもあずさの席で待っていていいとの放送が。

今日は貧乏旅行そのものだったので、すぐさま乗り込む(笑)

 

そういえば、JRは2時間以上遅れた特急に関しては全額払い戻してもらえるので

グリーン車買って乗っていても実質無料だったんですよねw

 

ここでさらなる悲劇が...

命綱だったモバイルバッテリーが切れた(;_;)

30%で何をしろと...

旅行するときはコンセントに差し込む方も持ってたほうがいいですね(切実)

 

駅でかき集めた旅行パンフを見て、ひたすら時間を潰します(笑)

それにしても、路線バスは仕方ないとして夜行バスとかはなかったものなのか...

 

夜中1時半頃、放送が

普通列車四方津まで運転を再開いたします」


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四方津

エレベーターで登る、天空の住宅街で有名(知ってる人は知ってる程度)なところですね...(そもそも駅名読むのも難しい)

 


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四方津行きなんて今後出ることあるのか…

(見づらくてすみません)

 

でも東京にはちょっと届かない模様。

というか、そもそもこの時間にエレベーター動いてるんでしょうかね? w

 

暖房の聴いた待合室もなさそうなので、電車には乗らないことに(正解だったな

 

すると、30分ほどして今度は高尾まで動き出したと放送が!

ようやく東京に戻れる!

でも、高尾だと未知数なんだよなあ(笑)

 

みんな乗り換えるのかと思いきや、もう諦めている様子で殆どが特急に残りました。

結局乗り換えたのは全体でも10人ほど。まあ京王も終電終わってるから、仕方ないけど

外で「高尾行ったってなんもねえだろ!」って駅員に怒鳴ってる人がいて面白かったですw

 

ようやく(約4時間ぶりに)大月を脱出

正直全く安心できません。

ちなみに家出発から22時間が経過していました(笑)

そのうえ始発を求めて朝に2駅分歩いているので、疲労がすごかったです...

 

でも、ひとつ良いこともありました。

一緒に乗り換えたとある老夫婦とお話ができたことです。

この日の行程や、旅行の話などを色々とできて、寂しさをあまり感じないでいられました!

 

途中はかなりのスピードで飛ばしてたんです。だからちょっと希望が出かかっていたのに...

案の定途中の上野原で電車が詰まって40分足止めです

 

もしドアがボタンで閉まらず空いたままだったら、どうなっていたのか...割と本当に恐ろしい

 

その後もちょくちょく停まる事といったら...

相模湖〜高尾間の県境トンネルを抜けるのに30分以上かかったりと、かなり不安が押し寄せてくるような状況が続きました...

 

 

結局高尾についたのは夜の3時半。なんと大月から2時間以上かかってしまったのです(普段は40分ほど)

その時の駅といったら、薄暗くて廃駅にいるのかってレベルで怖かった覚えがあります...

つくづく実際の写真がないのが残念...当時はブログ始めるなんて思いもしなかったので)

 

その後は代行バスが走っていたので、駅員さんに誘導されて乗り込む


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東京からだと大月よりも高崎とかのほうが距離はありますが、山の中ですので到達は困難だったんでしょうか?

明け方も近くなり、気温3度くらいでしたが、そんな中で駅員さん本当にお疲れ様です...

 

代行バスはなぜか豊田までの運行でした。車両センターにでも停まるんですかね、w

先程の老夫婦は西八王子が最寄りとのことで、僕を不安で一緒に降りることに。

八王子よりは怖くないだろうとも思って降りたわけですが...

 


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いや、まじで何もねえ(笑)

仕方ないのでコンビニでなにか買って、聞いてみるかってなりましたが

八王子コンビニ連続殺人事件みたいなのをお思い出してしまい、怖くて入れず

逆側(北口)にも回ってみましたが、真っ暗な商店街。一番苦手なところです。

 

ちなみに駅改札外のコンコースには、ダンボール敷いて寝ている方も何人か発見、

ほんとにいい経験になりました💧

 

大学生くらいの店員さんに事情を話すとマックとかデニーズとかはあると教えてもらいましたが

冷静に考えて、中学生をこの時間に入れてくれるのか...?

 


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いや、流石に無理だよな...

で、結局駅に引き返すことに。


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するとそれを待っていたかのようにシャッターが空いたんですよ(笑)

でもこの時はまだ4時ちょい前くらい。始発にしては早くないか...と思っていると

架線が復旧したので、最後の便だけは電車を走らせますとのこと...

いや終電かいって、笑

めっちゃ面白かったですw

多分シャッターが開いて終電が走り出すなんて経験、2度とないでしょうねw

 

でも昨日分の列車とみなされるから、18きっぷは使えて不思議な気分でした。

 

ここで更に面白いのが、この電車です。

何故か豊田行き。まあそこまでなら分かるんですが

なんと種別が「中央特快」

※ちなみに中央特快は、高尾〜立川まで各駅に停まります

 

つまり完全に各駅停車 豊田行きなわけです。

駅員さんもやけくそだったんでしょうか?笑


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これも思い出の1ページ、、

 

ここにいても怖かったので、とりあえず八王子まで行くか...って決めて


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駅に到着、と同時に駅員さんにまた声をかけられたんです。

 

駅員さん 「お客様、八王子にお住まいですか?」

  僕  「いえ...ここではないんです。〇〇と言うところで...」

駅員さん 「すると、横浜線ですかね。今回の件ではごめ枠をおかけしました。大変申し訳ございません...」

  僕  「いえいえ...(;_;)」

駅員さん 「このままベンチで始発を待たれますか?」

  僕  「そうしようかなと...

      他に待てる所とかあるんでしょうか...?」

駅員さん 「そうではないのですが、振替タクシーが手配できるんです。

      利用されますでしょうか?」

  僕  「ほ、ほんとですか!?ではお願いいたします..!」

  

        駅員さん、神!(心の声)

 

駅員さん 「それでは証明書を用意しますねー」

 

 

よ、よかったー...

駅員さんの計らいに、ほんとに感謝です!というのも本来18きっぷ

安い分だけ遅延しても振替などは保証しない。 というものなんです

タクシーで振替輸送を受けられたのは本当に幸いでした。ちゃんと無料です。

 

しかしここからが辛かった(;_;)

もうすでに意識が朦朧としかけていて、体温もかなり奪われている状況...

改札外の通路に、ダンボール敷いて寝ている方を何人か発見(2回目)

 

駅員さんに案内されてついた乗り場には、まさかの長蛇の列...

ファッ?

しかも並んで話を聴いていると、僕みたいな理由の人は皆無でただ単に終電後も遊びまくったのであろう人ばっかりでした。

あの時の憎しみといったら、すごかったですね(笑) まあその人たちも仕方ないことだけど、

 


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ネオン街を眺めながらタクシーを待つ。うん。

なんか年齢間違えてません僕?w

 

その後通りかかった警察の方に心配を通り越して困惑されたりと、最後まで散々な旅でした(笑)

 

 

ここでも40分ほど待ち、ようやくタクシーに!

まさに体力メーター0って感じでしたね...

 

証明書を渡し、事情を話し終えたらバタンキュー

 

★おやすみなさい...★ 

 

運転手さんの声で起きると、長津田駅に到着していました。


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すると、どこかの本で読んだストーリーを思い出しました

終電まで遊びまくってタクシーに乗り込んだ若者が、運転手に愛情の説教を受けるお話。何てタイトルだったかな...

ふと罪悪感が湧いてきました。

 

しかし運転手さんには優しく「お疲れ様でした」と声をかけていただきました。

あの日お世話になった方、本当にありがとうございました!

温かい国に生まれて来れて幸せです(^O^)

 

時刻は既に5時を超え、始発もある!何より電車が動いているんだ!

かすかな希望を持って(凍え震えながら)帰って来たというわけです。

;結局携帯のバッテリーが切れることはなかった;

 

14歳なりたての旅、完結。)

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と、これでようやく長い長い1日が幕を下ろしたわけですが

どうだったでしょうか?超長くなってしまってすみません...

文章がほとんどでしたが、少しでもこの時の旅情を感じていただければ幸いです(*^^*)

最後の方は驚きの連発で、ものすごい思い出になったことは間違いないです!

 

並びにこれが今年最後の記事になります。投稿頻度は全然でしたが、見てくれた方には感謝しかないです...

本当にありがとうございます。

引き続き来年もよろしくお願いします!

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございましたー

 

激動の2020 さようなら。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

それでも、諦めない。

twitterもやっています!(同じ名前です)